9月14日 17時30分

今月、北朝鮮を訪れたアントニオ猪木参議院議員が記者会見し、戦後、国民的な人気を集めたプロレスラー力道山のひ孫で北朝鮮にいる男性を来月、日本に招待したいとして、政府・自民党に対し、入国を認めるよう求めていく考えを示しました。

今月7日から5日間の日程で北朝鮮を訪れたアントニオ猪木参議院議員は14日午後、東京都内で記者会見し、戦後、国民的な人気を集めたプロレスラー力道山のひ孫で北朝鮮にいる男性を来月、日本に招待したいという考えを示しました。

猪木氏によりますと力道山のひ孫の男性は柔道の選手で、北朝鮮側は日本を訪れることを認めているということです。

猪木氏は「日本政府が北朝鮮との対話のドアを閉めてしまったので、風穴を開けるきっかけがほしい。政府もそうだが、まずは自民党の理解を得たい」と述べ、政府・自民党に対し、入国を認めるよう求めていく考えを示しました。

北朝鮮をめぐっては政府が制裁の一環として北朝鮮籍の人の入国を原則として禁止しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/k10011139161000.html