>>249のつづき
そこで、韓国の主張の根拠をひとつひとつ検証してみた。

@「日本海の名称は日本の拡張主義・植民地支配の結果広められた」
→日本海という記述は1602年、イタリアの宣教師マテオ・リッチが書いた世界地図に初めて表記された。時は江戸幕府が出来る前年。
青山氏「この後、日本海の呼称は国際社会に広がり18世紀末には定着。当時は鎖国時代で拡張主義とは無関係だった時代」

A「朝鮮半島では過去2000年間"東海(トンヘ)"の名称が使用されている」
→2000年前、朝鮮最古の歴史書『三国史記』には確かに"東海(トンヘ)"の記述があった。
外務省見解「使用され続けた根拠はなし あくまで韓国内での名称→国際的には無理」
青山氏「この時代は地理的知識が不十分で日本海の形・位置すら分からなかった時代。そんな時代に"東海(トンヘ)"が日本海を
指していたかどうかも分からない認識で主張するのが無意味」

B「"東海(トンヘ)"の併記を勧告する国連およびIHOの決議がある」
→詳細に調べると確かに「特殊なケースにおいては併記を認める」という決議がある。
が、国際機関の国連は「公式文書では日本海と使用しなければならない方針」、IHOは「日本海の表記のみ」としており
特殊なケースも立ち入れない状況で、この決議すら入る余地はない。

C「古地図を調べても"東海(トンヘ)"と呼称したものの方が多い」
→日本もフランス国立博物館の協力を得て、古地図407枚の調査を行っている。
その結果 日本海表記:249枚 朝鮮海:60枚 東海:0枚
下條氏「韓国側は東洋海という表現や朝鮮海も"トンヘ"とカウントして主張している。そもそもどこにある古地図を調査したのかすら分かっていない」

では、何故こういう根拠を掲げてまで突然韓国が1992年に主張し始めたのか?
それは、その2年後に発行された国連海洋法条約に、排他的経済水域を定めた国際法が盛り込まれていたから。
下條氏「1992年から主張を始めたのはこの法律のため。竹島問題を有利に導き国益を確保をするために、日本海から
日本のイメージを消す戦略では?」
おわり
http://blog.livedoor.jp/kuroiamakitune/archives/51660650.html