[レポート+]韓国ノーベル賞受賞者は2人?面白いノーベル賞話

今週はノーベル賞週間です。

今日(2日)、ノーベル生理・医学賞を皮切りに、物理学賞、化学賞、平和賞、経済学賞、文学賞などの授賞が続くのですが、今年はどんな候補がノーベル賞を受けとるのでしょうか?

1895年12月10日に死亡したスウェーデンの発明家兼企業家だったアルフレッド・ノーベルの遺言状には、「私の財産を性別・国籍に関係なく、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和などの分野から、人類に最も大きな貢献をした人々に賞金として授与する」という内容が盛り込まれていました。

遺言をもとに、1900年ノーベル財団が設立されて1901年からノーベル賞が授与されました。

116年間続いたノーベル賞の授与には珍しいエピソードも多いのですが、今日のレポート+ではノーベル賞と関連した面白い話を紹介させてもらいます。

■韓国のノーベル賞受賞者は2人いる?

我が国は2000年に金大中(キム・デジュン)元大統領がノーベル平和賞を受賞した後、一人の受賞者も輩出できませんでした。

ところが、昨年ネット上で「韓国出身のノーベル科学賞受賞者」という投稿が話題になりました。

我が国には物理学賞や化学賞、生理医学賞を受賞した前例がないのに、どうして、このような投稿が登場したのでしょうか。

ノーベル賞委員会のホームページで、受賞者を出生地によって分類すると、韓国は2人と表示されます。

それが、金元大統領と、1987年のノーベル化学賞受賞者である科学者チャールズ・ペダーセンです。

ノルウェー人の父と日本人の母を持つペダーセンは、1904年10月3日、釜山(プサン)で生まれました。

海洋エンジニアだった彼の父親が当時、英国が管掌していた釜山税関で働いていたからです。

ペダーセンは、「クラウンエーテル」という新しい有機化合物の合成する方法を発見した功績が認められ、

ノーベル化学賞を手にした受賞当時の国籍は米国ですが釜山で生まれので、受賞者を出生地から分類した時、韓国として集計されたのです。

当時のペダーセンと関連した内容を読んだネチズンらは、ペダーセンに「釜山サナイ」という別名をつけたりしました。

(他の話、省略…)

ソース SBS(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=104&oid=055&aid=0000573634
http://imgnews.naver.net/image/055/2017/10/02/0000573634_004_20171002101521557.jpg