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[ヘラルド経済=チェ・ジョンホ記者]2013年まで東海を併記していた米国議会調査局(CRS)の「韓米関係報告書」で東海が抜けて日本海だけであることが明らかになった。

シム・ジェグォン共に民主党議員は3日、米国議会調査局(CRS)の「韓米関係報告書(U.S.-South Korea Relations)」上の韓半島地図に、2013年まで私たちの東海が併記されていたが2014年からは日本海単独表記になったことを確認したと明らかにした。

CRSから米国議会に提出した2013年「韓米関係報告書」の韓半島地図には東海(East Sea)と西海(West Sea)は日本海(Sea of Japan)と黄海(Yellow Sea)とともに併記されていた。しかし、2014年以後の報告書からは日本海と黄海だけ表記され始めた。

独島(ドクト、日本名:竹島)もやはり2013年報告書では「独島)/竹島(Dokdo/Takeshima)と併記されていたが、2014年以後の報告書からは「リアンクールロック(Liancourt Rock、トルソム)」と表記され、リアンクールロックの下に「(Dokdo/Takeshima Islets)」と表記が変わった。

米国議会調査局(CRS)は100年余りの歴史を持った超党派的研究機関で米国議会の公式シンクタンクだ。弁護士、生物学者、経済学者など各分野の専門家800人余りが発表するCRS報告書は米国議会の政策や法案に直接的な影響を及ぼす点で全世界が注目している機関の報告書である。

CRSが提出する「韓米関係報告書」もやはり韓米間の北核、北朝鮮問題、政治、経済、社会、歴史問題など多様な懸案に対する内容を扱い、韓米間の外交活動や交渉で重要な参考資料として活用され、多くの関連機関と学界、メディアでも関心を持って引用する報告書でもある。

外交部は「問題を認識している」とし、「併記されるように継続的に関連機関に要請し、努力しているから長期的な観点で見て欲しい」という立場だけ数年間出している。

シム議員は「領土問題だけは消極的に接近してはならない」として「同様の事例が増えるほど日本のごり押し主張が多くの人々に刻印されるし、今後、日本の深刻な領土主権侵害の根拠になりうる」と指摘した。

シム議員は「米議会調査局の韓米関係に関する報告書さえ東海が日本海、西海が黄海、独島がリアンクールロックと表記されるのは恥ずかしい外交失敗事例」とし、「外交部が問題の深刻性を認知して米国議会調査局を相手に積極的な東海および独島表記が最低でも併記に修正されるようにしなければならない」と強調した。

ソース:ヘラルド経済(韓国語) 米議会...パク・クネ政府で東海抜いて「日本海」単独表記
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20171003000023