2017年10月4日、米華字メディアの僑報が、米国のスターバックスで韓国系男性が差別的待遇を受けたと伝えた。

9月26日、韓国系男性のJake Kim氏は、自身のフェイスブック上で、スターバックスで差別的待遇を受けたと主張した。この日の午前7時30分ごろ、Jake氏はニューヨークにあるスターバックスでコーヒーを注文。この時、店員は3度名前を聞き直し、金氏は自分の名前を英語で書いて渡したが、受け取ったコーヒーには「Ching」というアジア人に対する差別用語が記されていたという。

Jake氏はフェイスブック上で、「アイスコーヒーを1杯注文したら非常に長く待たされた。ふとカウンターを見るとChingと書かれたコーヒーがあり、店員がそれはあなたのだと言ってきた」とつづった。このため、Jake氏は、Chingは自分の名前ではないので名前を書きかえるよう要求。店員は新しいコーヒーを出して笑いながら「Jake」と書いたという。

その後Jake氏は、スターバックスのカスタマーサービスへ抗議。スターバックスのマネージャーは、そのような差別はスターバックスで発生するべきではないと述べたものの、何ら措置を取ることはなく、ただ20ドル(約2200円)のスターバックスカードが渡されただけだという。

これについてスターバックス側は、差別的なラベルは誤解の可能性があると主張。Jake氏がコーヒーを注文した時にJake氏は電話をしていたので、店員はJake氏の名前を聞き間違えた可能性があるとした。

別のスターバックスのスポークスマンは、Jake氏のフェイスブックに、「スターバックスはいかなる形の差別も容認せず、直ちに調査をする」とのコメントを残した。この件についてスターバックスは重視しており、すでにJake氏と直接連絡を取っているという。


2017年10月4日(水) 16時50分
http://www.recordchina.co.jp/b192407-s0-c30.html