■ 昨年の患者数、13,000人余り・・・9月・10月だけで4,000人超え
■ 名節のストレスが最大の原因か・・・一人だけの時間・ストレッチが効果
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秋夕(チュソク)連休の終盤には身体はもちろん、心の疲労を解消する準備をした方が良い。

胸が息苦しくなってかっと火が起きて(腹が立ち)、鬱火病(ウルファビョン)とも呼ばれる火病(ファビョン)
患者数は名節がある週の9月が最高値と明らかになった。

8日、健康保険審査評家院の保険医ビッグデータ開放システムによれば、昨年の火病(韓方病院を
訪ねた患者、疾病コードU222)患者は13,263人で集計された。

性別では男性が2,566人、女性が10,697人で女性患者が80%を占めた。

火病で韓方病院を訪ねた患者数は、昨年秋夕があった9月が2,016人で最高値だった。連休が終わった
後の10月にも1,997人の患者が韓方病院で火病の診断を受けた事が集計された。

(グラフ)
http://imgnews.naver.net/image/001/2017/10/08/AKR20170930063300017_01_i_20171008080135170.jpg
▲ 2016年基準で火病(U222)で韓方病院を訪ねた月別患者数。(健康保険審査評価院提供)

韓方病院ではなく一般病院を訪ね、その他の不安障害などで診療を受けた患者数を含めば、更に
増えるだろうと専門家は予測している。 韓方病院ではない病院では、火病を鬱病や不安障害などで
診断する。

医療界では火病を『我慢する事が美徳』という、韓国特有の文化などで始まった独特の精神疾患と
見ている。アメリカの精神医学会でも、火病の英文名を我々の発音通りに『Hwa-byung』と表記する
ほど、韓国人だけの独特な疾病である。ストレスが多かったり火(怒り)を十分に解けない時、イライラ
や無気力、動悸、全身の痛みなどの症状が現れる。症状が繰り返されると鬱病に発展してしまう。
断続的に暴言や暴力、激しい癇癪(かんしゃく)などを見せたりする。

名節の後に患者数が著しく増加するのは、名節のストレスによる『名節症候群』などが影響を及ぼす
ものと見られる。長時間にわたる帰省の末、一家が集まった事による精神的・肉体的疲労、偏った
家事活動、結婚および就職の圧迫によるストレスが名節症候群を引き起こすからである。

高麗大学・九老病院・精神健康医学科のチョン・ヒョンガン教授は、「家族間の葛藤およびストレスで
鬱病、不眠症、身体の痛みなどの症状を見せる患者が、名節の前後で病院に多く訪れる」とし、
「少しの間でも一人だけの時間を持ち、音楽鑑賞やストレッチ、腹式呼吸などをするのも自分を緩める
事に役に立つ」と話した。

ソース:NAVER/ソウル=聯合ニュース(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0009590702