トランプ米大統領は11日、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応について「私には他の人とは少し違う考え方ややり方がある」とした上で「米国にとって最終的に正しいことをする」と述べた。カナダのトルドー首相とホワイトハウスで会談した際に記者団に語った。

 記者団から北朝鮮政策でティラーソン国務長官と同じ立場を取っているのかと質問され、トランプ氏は「私は他の人と比べるとこの問題に関して(姿勢が)強く、厳しいかもしれない」とし、「みんなの意見を聞くが、最終的な私の考えは一つだ」と強調した。

 北朝鮮核問題は「世界の問題で、解決しなければならない」と指摘し、「世界にとって正しいこと」をするとも述べた。

 外交政策をめぐる意見の対立でティラーソン氏との関係悪化が報じられたが、トランプ氏は「非常に良い関係だ。メディアは分かっていない」と主張した。(共同)


2017.10.12 08:07
http://www.sankei.com/world/news/171012/wor1710120011-n1.html