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 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、殺人罪で起訴された実行犯の女2人の公判が12日、クアラルンプール近郊の高等裁判所で開かれた。

 地元メディアによると、証人尋問では、両被告と共謀した容疑者4人が使っていた偽名を捜査関係者が明らかにし、「ハナモリ」という日本人のような名前も含まれていた。

 捜査関係者は明言していないが、4人は現場から逃亡した北朝鮮国籍の男とみられる。他の3人は▽ミスター・チャン▽ジェームズ▽ミスター・ワイとそれぞれ名乗っていた。ハナモリとされる容疑者は「アンクル(おじさん)」などとも呼ばれていた。いずれも両被告が供述したという。