0001ねこ名無し ★
2017/10/21(土) 04:33:17.44ID:CAP_USER2013年1月、鄭夢奎会長(55)は大韓サッカー協会(KFA)の第52代会長に当選した。期待は大きかった。韓国プロサッカー連盟総裁として入れ替え戦の定着などで高い評価を受け、51歳の若さでKFA会長に就任し、新鮮なリーダーシップが期待された。
4年が過ぎた現在、どうなっているのか。鄭会長に対する期待は絶望に変わった。KFAは歴代最悪の危機を迎えた。国民と韓国サッカーファンは一斉にKFAの改革と変化を叫んでいる。
鄭会長が就任した後、韓国サッカーは下降線をたどった。KFA行政問題と道徳性、そして韓国代表チームの不振まで、どれ一つ良い姿を見せることができなかった。また「現代(ヒョンデ)家の独裁」イメージも変わっていない。
◆核心公約の失敗
鄭会長の公約は空念仏だった。鄭会長は「1000億ウォン(約100億円)水準のKFA予算を任期内に2000億−3000億ウォンに増やす」と公約した。実際には鄭会長の就任後800億ウォンに減り、スポンサーも離れている。
核心公約の一つだった「統合マーケティング」も失敗した。Kリーグを後押しするためにAマッチ中継をKリーグ中継と連係するという方針は立てたが、言葉だけだった。地上波のAマッチに偏った中継はそのままだ。鄭会長の就任後、むしろKリーグ中継は地上波に背を向けられている。
さらにKFAに対する不信感と代表チームの不振のため、地上波のAマッチ視聴率は時間が経つほど落ちている。A代表チームの商業的価値までが落ちたのだ。
また鄭会長は就任後、KFAと長期間にわたる「癒着関係」で疑惑を受けてきた中継権およびスポーツマーケティング代理店FCネットワーク(FCN)とまた契約した。2005年にはこの問題で国政監査も受けている。
にもかかわらず鄭会長はFCNをまた信用した。多くの業界関係者が疑いの目で眺めた。KFAとFCNの間に入り込むスキはないと声を高めた。「統合マーケティング」の失敗もKFAとFCNの合作だ。
◆韓国代表は下降線
A代表チームの競技力だけでなく、年齢別代表チームの成績も落ちている。A代表は2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会進出を決めたが、中国・カタールなど格下チームに敗れ、鄭会長が野心を抱いて迎えたシュティーリケ監督(63)は失敗という結論が出た。
ユース代表も同じだ。昨年、アジアサッカー連盟(AFC)U−19(19歳以下)選手権のグループ予選で脱落したのは衝撃だった。AFC U−16選手権のグループリーグ敗退も韓国ユースの素顔を見せる結果だった。
女子代表チームは無関心の中で善戦しているが、2010トリニダードトバゴU−17W杯優勝、2010ドイツU−20W杯3位などの栄光は「鄭夢奎時代」には誕生しなかった。Kリーグも同じだ。時間が経過するほどサッカーファンの視線から遠ざかっている。
◆個人の名誉に関心
「鄭夢奎時代」に鄭会長が最も力を注いだ部分が「個人の栄光と名誉」という声が多い。鄭会長は5月、国際サッカー連盟(FIFA)評議会委員に当選した。FIFA評議会は世界サッカー界の主要政策を決めるFIFAの核心組織だ。
2015年に落選した鄭会長は2年ぶりの再挑戦の末、FIFA執行部入りという成果を出した。当時、韓国代表は中国に敗れるなど最悪の競技力で非難を受けていたが、鄭会長の視線はFIFAに向かっていた。
また、2016年7月に単独出馬して全会一致で再選に成功した鄭会長が、今後も「政権延長」に向けて進み続けるという見方が出ている。
◆責任感見えず
現在の代表チームほど鄭会長にも危機が迫っている。しかし鄭会長は危機を感じていない。正確な現実認識もできていない。
鄭会長は19日、ソウル新門路(シンムンロ)サッカー会館で記者会見を開いた。最近の代表チームの競技力不振、ヒディンク監督(71)招聘問題、役職員の背任行為などについて立場を明らかにする席だった。
http://japanese.joins.com/article/603/234603.html
(>>2以降に続く)