【中央日報】<Mr.ミリタリー>F−22の機動飛行と惨めな韓国軍需産業[10/21]
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北核ミサイル危機が小康状態だ。ひとまず北朝鮮が息を殺している。北朝鮮の事情は分からないが、より大きな対決局面を控えて準備作業中と考えられる。トランプ米大統領も来月の韓日中訪問後に重大決心をするという見方がある。
こうした中、韓米海軍は東海(トンヘ、日本名・日本海)で海上示威性格の大規模な連合訓練を実施し、京畿道城南(ソンナム)では米空軍の最先端戦闘機F−22が強力なパワーを誇示した。
18日、京畿道城南空軍基地の上空では米空軍の最新鋭戦闘機F−22ラプターが観客の視線を集めた。滑走路の北端からスタートしたF−22は離陸するやいなや垂直に飛行した。
水平に高速飛行し、また垂直に上昇し、すぐに方向を横に変えた。風のため上下する凧のような動きだった。宇宙人の円盤のように見えたりもした。従来の戦闘機では真似できない空中機動だ。
この戦闘機に搭載された推力偏向装置のおかげだ。推力偏向装置はエンジンから噴射される推力の方向を上下に自由に変える機能をする。
わずかに見えるほどの高空のF−22は、あたかもワシが地上の獲物を探すように浮いている。そして観覧席の前では胴体をコブラのように立てて自動車ほどの速度でゆっくりと飛行した。いわゆるコブラ機動だ。しかし観覧席近くで高速飛行する時の轟音は胸を揺さぶるほど強い力で迫ってくる。
F−22戦闘機がこの日、城南基地で機動飛行を見せたのは、ソウル国際航空防衛産業展示会(ADEX、17−22日)が開かれているからだ。この戦闘機は2015年に続いて2回目の参加となる。
しかし北核危機で緊張が高まった今年の飛行は以前とは違った。F−22の強力な戦闘力のためだった。最高速度が音速の2.25倍でマッハ1.8の超音速で飛行できる高性能戦闘機F−22は世界のどの戦闘機と空中戦をしても勝てるという評価だ。
1メートルの大きさの物体を400キロ離れたところから見つけ出して空対空ミサイルで攻撃できる。大田(テジョン)で飛行しながら平壌(ピョンヤン)上空の北朝鮮戦闘機を探知して迎撃できるということだ。
さらに敵機のレーダーには玉の大きさの物体として表れ、肉眼で見るまでは存在が分からない。最先端ステルス機能だ。このような長所でラプターは北朝鮮上空に入って精密打撃任務をいくらでも遂行できる。
本当の戦闘力はF−22のデータ融合と通信システムだ。レーダーなど各種探知装置が標的を明確に区別し、その情報を1秒あたりギガバイトで別のF−22とやり取りする。F−22編隊が戦闘状況を完ぺきに共有し、一体となって作戦任務を遂行できるということだ。
飛行任務を終えたF−22戦闘機は滑走路の隅の駐機場で他の戦闘機と並んでいた。ラプターが2機、F−35が2機だ。この日、F−35は飛行しなかったが、F−22の「弟」といえる。
世界最高の戦闘機を作れという米議会の要求を受け、F−22を開発したが、その後にその技術を集めてもう少し小型にしたのがF−35だ。F−35はF−22より機体が小さく、機動性は落ちるが、ステルス型第5世代戦闘機だ。機体はレーダー上でゴルフボールの大きさで認識される。
したがってF−35も北朝鮮のレーダーを避けて浸透し、地上打撃任務を遂行できる。韓国空軍には来年からこの戦闘機が導入される。有事の際、北朝鮮が弾道ミサイルを発射する前に除去するキルチェーン(kill Chain)の核心手段だ。
F−35が北朝鮮の上空を飛行し、ミサイルや誘導爆弾で北朝鮮軍弾道ミサイルを直接破壊できる。
これとともに展示会で目を引いたのは韓国が開発中の韓国型戦闘機(KFX)の核心装置だった。多機能位相配列レーダー(AESA)と赤外線追跡レーダー、戦闘機用任務コンピューターなどだ。米国が技術提供を拒否したため韓国が開発できる可能性は低いと評価されたが、すでに完成段階に入っている。
AESAレーダーは1000個以上のアンテナモジュールを細かく設置し、それぞれのアンテナから電子ビームを放って敵機を探知し、これをコンピューターで自動総合して分析する先端レーダーだ。
http://japanese.joins.com/article/612/234612.html
(>>2以降に続く) (>>1の続き)
国防科学研究所(ADD)開発担当者は「現在F−35に搭載されたAESAレーダーに近い水準で開発した」とし「近いうちにイスラエルで実戦的検証をするために準備中」と述べた。
このほかの国産武器ではADDが開発した戦術地対地ミサイル(KTSSM)、国内軍需企業が生産した小型滑降誘導爆弾(KGGB)が注目を集めた。国防部の指示でADDが秘密裏に開発した戦術地対地ミサイルは、北朝鮮の長射程砲の坑道陣地を精密破壊する性能を持つ。
北朝鮮が有事の際に韓国に報復するため首都圏に向けて長射程砲を撃つ場合、韓国軍は直ちに戦術地対地ミサイルで長射程砲の坑道を破壊する。このミサイルは坑道を覆うコンクリートを突き抜けて爆発するため、坑道の入口を完全にふさぐ。
またKGGBは空軍戦闘機に搭載されて投下されるが、この爆弾に付いた翼を利用して70キロ飛行する。正確度は13メートル以内だ。企業関係者は「KGGBには翼とともにGPSなど誘導装置があり、休戦ラインの向こう側の山岳地形をう回して北の長射程砲の坑道を破壊できる」と述べた。
国防部はこの2種類の武器体系の長所を高く評価し、多量生産する計画という。北朝鮮が長射程砲を発射すれば短時間内にすべて破壊するための布石だ。戦術地対地ミサイルとKGGBを十分に確保すれば、米国が対北朝鮮軍事オプションを発動する時に北朝鮮の対南報復を最小化できるからだ。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領も17日、今回の展示会に出席した。文大統領はこの席で「独自の航空宇宙産業と軍需産業の力の確保が急がれる」とし、軍需産業技術の強化と輸出を政府が積極的に支援すると約束した。
しかし現実は違う。軍需企業の利潤は保証されていない。過去20年間、監査院の主要業務は軍需企業のコスト水増し調査だった。李明博(イ・ミョンバク)−朴槿恵(パク・クネ)−文在寅政権ともに「軍需企業=不正」とした。
監査院と検察を前に出して軍需企業の不正を絶えず調べたが、コスト水増しのほかに確認したものはない。崔潤喜(チェ・ユンヒ)元合同参謀本部議長と黄基鉄(ファン・ギチョル)元海軍参謀総長をはじめとする数人の将官を逮捕したが、ほとんどが無罪で釈放された。
このため防衛事業庁は事業を終えた後に調査対象となるのを恐れ、安全なものばかりに目を向ける。
航空産業も問題だ。KFXは第4.5世代戦闘機だが、米・中・日・ロなどはすでに第6世代戦闘機を開発中だ。韓国は軍需産業の不正のトラウマで第6世代戦闘機の基盤投資はもちろん、開発も考えられなくなっている。
これでは軍需産業を育成して国際的な競争力を確保するのは不可能だ。軍需産業の育成は言葉だけではできない。
キム・ミンソク/軍事安保研究所/論説委員
http://japanese.joins.com/upload/images/2017/10/20171020142416-1.jpg
16日、京畿道城南市のソウル空港で開催された「ソウル国際航空宇宙および防衛産業展示会」プレスデー行事で、米国の最新鋭戦闘機F−22Aが機動飛行している。
(おわり) 「玉の大きさの物体として表れ、」
もうちょっと翻訳がんばれ >>2
>米・中・日・ロなどはすでに第6世代戦闘機を開発中だ。
日米に関しては、検討中ではあるけどまだ開発始まってないだろ 練習機で突撃すればいいじゃん
北相手なんだし数揃えればいいだけ 韓国空軍には来年からこの戦闘機が導入される
としれっと書いているが、ロッキードとの売買契約は終わってるが
・米国政府・米国議会はまだ許可を出していない。
・日本とイスラエルなど他国向けF35Aはロッキード社が製造前にモックアップ機
のお披露目式を行っているが韓国用のお披露目式は行われていない。(大々的に報道するよね韓国なら)
・ロッキード社がの製造開始前に○○国向けF35製造開始したとの報告を韓国向けだけ出してない不思議
来年導入するなら、すでに初号機製造開始が始まっていないと間に合わないのだが?日本向けでは大々的に報道されていた。
・F35の火器管制システムや機体構造設計不良が発見されてる時に新たな国用の製造開始未定状態なのに、なんで韓国用があるのか?
在韓国米軍保有機を韓国に配備さるのを韓国空軍向けと言い張る気じゃないよな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています