【北京=安川純】5年に1度の中国共産党大会が開かれている北京で、習近平シージンピン総書記(国家主席)をあがめる個人崇拝の動きが強まっている。

「習おじさん習おじさん、全人民が支持してる、世界中が敬愛してる」――。

市中心部の公園では、習氏をたたえる歌詞が印刷された大きな布が掲げられ、市民らが大合唱していた。市の宣伝部門の音頭で、党大会開幕前日の17日から計12曲の「習賛歌」の練習を始めたという。

参加した女性(65)は「習主席は偉大です。毛(沢東)主席と変わらない」と真顔で話した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20171020-OYT1T50080.html