大激戦の総選挙(22日投票)で、日本共産党の池内さおり衆院東京比例・12区候補は、同区で、公明前職候補(自民推薦)を猛追、議席確保へ一票一票を争う大激戦・大接戦となっています。

消費税10%ストップ、9条改憲を許さない、安倍自公政治にさよならの審判を―。池内候補の訴えに共感が広がっています。

19日、土砂降りの中、東京都北区の豊島5丁目団地で初めて訴えを聞き「感激です」と涙した女性(69)は「憲法を守ってほしい。娘や孫にも投票を呼びかけます」と。30代の2児のママは「『比例は共産党』もうこれは政権交代には欠かせません」と手紙を託しました。

池内候補は市民と野党の共同候補。新社会党が推薦し社民党が応援、自由党は共同代表の山本太郎参院議員が来援、青木愛参院議員からは必勝のメッセージが寄せられました。

19日には民進党の有田芳生参院議員も駆け付け「12区から自公政権の象徴にやめていただき、池内さん当選を」と呼びかけました。

翻訳家の池田香代子さん、評論家の佐高信さんら著名な文化人・知識人が連日、応援を買って出ています。勝手連「さおり推し隊」がSNSで呼びかけた選挙ボランティアでは「元公明党員」という人などが毎日電話で対話しています。

「共産党は嫌いだが安倍を退陣させるため、期日前投票で共産党に入れた」などの保守層がいる一方、都議選で党候補に入れた人の中にも「今度の選挙はよくわからない」という人もいます。

党と後援会は「安倍政権打倒へ野党共闘の推進力、日本共産党を伸ばすことがどうしても必要」と訴え、支持を広げています。

公明陣営は「なんでも反対の党」と街頭で反共攻撃。「選挙はちょっとしたことでひっくり返る」と引き締めに躍起です。小選挙区で公明を推す自民は、落選した前都議が比例で立候補しています。

共産党と後援会は、遅れている対話・支持拡大の目標をやり抜き、自公を打ち負かして未来を切り開こう、と決起を呼びかけています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-20/2017102005_02_0.html


【東京12区】公明太田氏ピンチ “野党共闘”池内氏が金星も

東京12区は2003年以降、自民が都内で唯一、候補擁立を見送り、公明の太田を支援してきた「自公連立」の象徴区。だが、今回は反安倍勢力が結集し、選挙風景を一変させた。池内の選挙戦はもはや“共産党の候補”を超えた展開になっている。

「ここで倒せば、日本は変わる」――評論家の佐高信氏はこの日、板橋駅前の池内の演説会でマイクを握った。先週は市民連合世話人で法政大の山口二郎教授も応援に駆け付けた。

「応援させて欲しいと申し出がありました。これまでにはなかったことです」(池内選対)

“佐高効果”もあってか、演説に足を止める人は少なくない。静かな駅前だが、気付けば100人程度が集まっていた。加えて、池内人気も見逃せない。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/215861/1

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-20/2017102005_02_0.jpg
(写真)演説を終え聴衆と握手する池内さおり候補=19日、東京都北区

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