【経済】2025年に世界上位200都市の1/4は中国が占める!マッキンゼーが予測[10/29]
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類書が多数ある中で、今年1月に出版された『マッキンゼーが予測する未来』は、日本で4万人以上の読者を獲得した。その共著者の一人で、東アジアの情勢に詳しいドッブス氏に日本の課題を聞いた。(週刊ダイヤモンド編集部 池冨 仁)
──世界経済で起こり得る出来事の超長期の予測をまとめた著書では、さまざまなトピックを扱っています。その中に「2025年までに世界の上位200の都市のうち46都市は中国圏になる」という予測があります。なぜ、約4分の1が中国になるのですか。
将来の世界経済の行方を考えると、従来は当たり前のように考えていた「国」という単位ではなく、今後は「都市」という単位が非常に重要になってくるからです。
私たちの予測では、25年までのグローバル経済をけん引する要因の4分の3は、新興国市場から来るもので、その多くは中国の都市になる。急激な都市化の進行により、国という単位を超えた大きな経済圏が続々と生まれてきます。
──国の単位を超える経済圏とは、どのようなものですか。
一例を挙げると、中国の北東部に天津(てんしん)という都市があります。
現在、この都市におけるGDP(国内総生産)はスウェーデンの首都ストックホルムと同じくらいです。ストックホルムは、欧州圏では今後も成長が見込まれる都市ですが、天津のGDPはその勢いを上回るスピードで成長します。25年には、天津はスウェーデンという国と遜色ない経済規模にまで到達すると私たちは見ている。
先進国の企業経営者は、北京のことは分かっても天津については知らないことが多い。しかし、世界には「自分たちの目に留まっていない都市でも急成長している所がある」という現実を見逃してはいけません。例えば、「東京のGDPは、すでにカナダという国と同じ規模だ」と聞くと、多くの日本人は驚くのではないでしょうか。
──今回の著書では、中国の46都市は全て軽重を付けて挙げられていますが、日本の都市については挙げられていません。
ちょっと待ってください(手元のスマートフォンを操作する)。
それは、私たちが米アップルのアップストアで無償提供している「Urban World」というアプリケーションで調べることができます。25年時点の上位200都市のうちでは、札幌、仙台、宇都宮、東京、浜松、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡の10都市が入っています。
このアプリでは、世界2600都市の状況について、今日現在のGDP実測値と25年時点のGDP予測値などを比較できます。
──なぜ、錚々(そうそう)たるグローバル企業をクライアントに持つコンサルティングファームが、無償アプリを公開しているのですか。
やはり、世界の企業経営者や政策決定者などに、「従来とは全く異なる現実を前にして、私たちは直観力をリセットする必要がある」ことを知ってもらうためです。
過去の分析などから、常識だと考えていたことでも、「それらの大半が間違っているとしたら、どうするか」という前提に立つ。
今回の本を英ロンドン、米シリコンバレー、中国の上海に拠点を置く3人のコンサルタントが共同執筆したことも、同じ問題意識からでした。台頭するこれらの地域は、都市という単位で“経済活動とダイナミズムの重心”となっている。大きな歴史のうねりの中で、経済の重心地というものは、移動していくものなのです。
──ドッブスさんは、インドや韓国などにも駐在経験があります。日本は、東アジアの中で相対的な地位が落ちていると感じませんか。
実は、私が1988年にマッキンゼーに入社して最初に取り組んだ仕事は、日本のある金融機関の英国における戦略をアドバイスすることでした。
それ以来、ずっと考え続けています。振り返れば、日本の産業界のピークは88〜99年でしたね。金融、家電、自動車などは世界の市場を席巻しました。その後、グローバル展開では、韓国や台湾、そして米国の巻き返しで、日本は後れを取りました。ここで重要なのは、米国が復活したことです。
http://diamond.jp/articles/-/146793
(>>2以降に続く) (>>1の続き)
──なぜ、米国が復活したことが、日本にとって重要なのですか。
これまで誰が、いったんは退場したに等しかった家電で、アップルなどの隆盛によって米国企業が盛り返すと考えたでしょうか。同じく、凋落が続いた自動車では、いま世界で最も革新的なメーカーは電気自動車の米テスラです。
日本の経営者には、米国のビジネススクールで勉強した方も多いですが、25年以上も前の知識に頼らず、いまならシリコンバレーに1週間滞在するなどして“視野を広げる”べきです。さらに、“自社内での競合を恐れず、新しいサービスを始める”ことです。
日本は米国の復活に学ぶことができる。直観力をリセットすれば、再びグローバル市場に出ていけるはずです。
リチャード・ドッブス(Richard Dobbs)/1966年、英ロンドン生まれ。オックスフォード大学で工学と経済学を専攻した後、88年に米マッキンゼー&カンパニーの英国オフィスに入社。
米スタンフォード大学ビジネススクールに留学後、EU諸国からインド、東アジアまでの国・地域において、さまざまな分野のコンサルティングを手掛ける。2009〜16年、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートのディレクターを兼務した。https://www.mckinsey.com/mgi
週刊ダイヤモンド編集部
(おわり) そう言えば、最近、中国経済って悪いニュースが流れなくなったね。
報道規制が入ったか? タイトルにマッキンゼーが入ってる本を買う人の層を考えればただの妄想だ まずは朝鮮戦争が終わってから話しようや。
4分の1が変わってくるかもよ。 >いま世界で最も革新的なメーカーは電気自動車の米テスラです。
なんだって?www 党大会の前後で国家のゴタゴタを全部粉飾してきたが
その反動が年末ぐらいから出てきてどうしようもなくなる ※但し、都市に人が住んでいるかどうかは別な話です。 岡山って何かあったけ?
広島はマツダがあるし浜松はヤマハやバンダイ等精密機器メーカーがあるから分からないではないが。
アメリカの巻き返しというか円高誘導して敵対行為して邪魔しただけにしか思えない。 >>5
俺のいとこが、マッキンゼーにいるって聞いた時、
ピンと来なかったよ
もっと凄いねぇとか、言ってやらなきゃならんかったのかもな >>8
エンロン破産したの忘れてるw
アメリカみたいに車で片道160Km通勤とかザラにあるとこで電気自動車なんてあてになるのか不思議。 人口上位ならそうかもな
でも人口だけ多いなら今でもメキシコシティ、サンパウロ、デリー、ムンバイとか結構あるし
人口の少ないパリが都市ランクでは上位なんだな >>13
あと何年でEVが主流になるかは分からんが、22世紀になっても内燃機関車が主流だと思ってる奴がいたら間違いなくアホウだぞ。
十数年後かニ十数年後か五十数年後かは分からんが、内燃機関車が終わるのは確定してるよ。 >>14
パリは都市圏人口1000万人以上だよ
フランスは市域の行政区が狭いだけ (o´・∀・)o
キレイな空気と水が無いのに発展するわけがない。
台風でも来ればいいのにね。 中国はバブっても清算しないまま次のバブル生み出すからな 隠れ借金が怖いぞ。 何をもって「上位」とするかだが
経済力だけを見ても、
二十年以内に中国は
民主化-->独立国家共同体群に
なるだろう。
それぞれの首都が それなりに
大きいことはあるだろう。 またビルが沢山あるだけの都市かい?
そんな事より自然破壊や砂漠化、大気や地下水の汚染を何とかした方が良いぞ
あと中国のGDPって・・・ 25年時点の上位200都市のうちでは、札幌、仙台、宇都宮、東京、浜松、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡の10都市が入っています
さいたま、横浜、京都、神戸、北九州は没落して
宇都宮が浮上するのか。
てか、マッキンゼーって、コンサルしたところが全部傾いた大前だろ。 >>22
本当にお前は馬鹿だな
都市とは当然都市圏のこと
さいたま、横浜は東京、京都や神戸は大阪に含まれる >>1
多様化多様化って騒いでるのはこのためだよなw 産学スパイがデマ垂れ流してるから実証と法や倫理などの再検証しろよ
自主規制と言いながら自分の首絞めてるのどんだけあるんだよ >>15
一般車や2輪はいいが航空機や船舶、軍事車両がEVになるとか夢描くのは勝手にどうぞ。
さぞかし原子力発電所造らんとな。
後、EV用インフラ。
災害時に緊急対応出来るのかね。
停電で救急車や消防車出場出来ませんとか洒落にならん。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています