◆質問

(1)被爆地として、平和や核兵器廃絶の課題にどう取り組みますか。

(2)米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県岩国市)へ空母艦載機が移駐されています。岩国基地の機能強化をどう考えますか。

(3)福祉・教育の分野で最も力を入れたい施策は何ですか。

(4)福山市・鞆の浦の架橋計画撤回問題は、解決のために何が必要でしょうか。

高見篤己氏=無新

(1)被爆県の知事として日本政府に条約の署名と核依存姿勢の廃棄を強く求め、ヒバクシャ署名運動を推進。北朝鮮問題で圧力だけを主張し危機をあおる政府姿勢の是正を求め、朝鮮人学校への補助を直ちに再開します。

(2)米軍岩国基地が極東最大の軍事基地に拡大するすべての施策に反対します。危険なオスプレイ配置、無軌道な低空飛行訓練など、県民の安全と安心を壊す米軍最優先の日本政府の姿勢の転換を求めます。

(3)50億円を注ぐ超エリート育成校計画の撤回。教職員採用増、学校統廃合是正など地域で学べる教育環境を整備。県地域医療構想の是正、全国2位の医療過疎地54地区の解消、子ども医療費無償化を中学卒業まで拡大。

(4)鞆の浦は、いったん破壊されれば元に戻せません。歴史的な文化遺産を保護し、後世に残していくことを基本に、どのような方法が最善か、地域の議論を積み重ね、地域の合意に基づいて進めます。

以下ソース

ソース:毎日新聞 2017年11月3日
https://mainichi.jp/articles/20171103/ddl/k34/010/560000c