産経WEST2017.11.5 17:38更新
http://www.sankei.com/west/news/171105/wst1711050047-n1.html

朝鮮半島の統一と東アジアの平和を願う音楽祭「ワンコリアフェスティバル2017」が5日、大阪市中央区の大阪クリスチャンセンターで開かれた。33回目の今年は500人以上が来場し、朝鮮民族の伝統舞踊や音楽を楽しんだ。

 朴保さんや木村充揮さん、PUSHIMさんら在日コリアンの歌手に加え、韓国からもアーティストが出演。K−POPやレゲエなど多彩な音色で会場を盛り上げた。

 友人と一緒に初めて訪れた神奈川県横須賀市の会社員熊谷歩美さん(25)は「好きなK−POPグループを通じて、半島統一の思いを身近に感じられた」と話した。

 ワンコリアフェスは、在日コリアンが集まる祭典を南北統一のシンボルにしようと、実行委員会共同代表の鄭甲寿さん(63)が企画し、1985年に初開催。東京のほか米国や中国、韓国でも開かれてきた。