2017年11月7日、中国メディアの環球網によると、韓国が北朝鮮の脅威に備え、米国からの原子力潜水艦の購入に向けた交渉を開始したと報じられていることについて、仏AFP通信は「購入が実現すれば、北東アジアの勢力均衡が書き換えられることになり、同地域での軍拡競争につながる可能性もある」と指摘している。

記事によると、AFP通信は「訪韓中のトランプ米大統領は、韓国政府が米国から数十億ドル(数千億円)規模の武器を購入する見通しだと述べていた」とした上で、「数カ月にわたる連続潜航が可能な原子力潜水艦は、ディーゼルエンジンの潜水艦よりも広い範囲を移動でき、海上の核抑止力にとって非常に重要な兵器だ」とし、韓国大統領府の高官の話として「交渉中の戦略資産には、原子力潜水艦や最先端の偵察資産が含まれている」と伝えた。

AFP通信はまた、「米国の北東アジアにおけるもう一つの同盟国である日本は原子力潜水艦を保有しておらず、第二次世界大戦後の平和主義憲法の下で軍隊を持つことを禁じられている」とし、「中国も間違いなく韓国のこのような動きに激怒するだろう」とも伝えている。


2017年11月8日(水) 18時50分
http://www.recordchina.co.jp/b214083-s0-c10.html