>>595
今から40年ほど昔、まだ日本でも化学工業が盛んだったころに韓国が
製油所の規模の大きさによるコストの安さを武器に殴り込んできたのだ。
その当時は、「韓国の安いナフサに日本は太刀打ちできない」だった。
そこで日本は、高付加価値製品にシフトした。
高付加価値製品はそれほど量を作らなくてよいから、日本の製油所の
規模もちょうど良かったのだ。

日本を追い落とした韓国は、その後、中国や産油国により大規模な製油所
が作られるようになり、かっての日本と同じ状況に追い込まれた。
だが、韓国は日本のような高付加価値製品に移行することができず、中途
半端に大きな製油所を持て余している。