【ソウル聯合ニュース】韓国政府は14日、外交部報道官名義の論評を出し、米ニューヨークで13日(米東部時間)に開かれた国連総会で来年の平昌冬季五輪・パラリンピックの開催中とその前後の国連加盟国による敵対行為の自制を求める五輪停戦決議案が採択されたことについて、歓迎するとの立場を示した。

 また「今回の決議に平昌冬季五輪が朝鮮半島と北東アジアの平和増進に寄与することを期待するとの内容が盛り込まれたことは、平昌冬季五輪を平和の五輪にしようとのわが政府の意志が反映されたもの」と強調した。

さらに「今回の決議案の採択は9月に行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国連総会での一般討論演説や平昌の広報行事などを機に広がっている平昌冬季五輪に対する国際社会の関心と熱気をさらに高めると期待される。政府は今後も平昌冬季五輪が成功するよう積極的な努力を進めていく計画」とした。

 国連総会の停戦決議採択は五輪前年の恒例となっている。今回の決議には平昌五輪を通じ朝鮮半島や北東アジアの平和構築に向けた雰囲気が醸成されることへの期待が盛り込まれた。


2017-11-14 08:22 聯合ニュース
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