2017年11月13日、ベトナム・ダナンで11日行われた中韓首脳会談をめぐり、中国共産党系の環球時報は
「韓国側が一方的に韓国大統領の来月の訪中を発表した」と報じた。

記事によると、習近平国家主席と文在寅大統領の会談について中韓双方はそれぞれ関連のニュースを伝えた。
うち、韓国では聯合ニュースが「韓国大統領府は11日、文大統領の来月の訪中を発表。
両国関係の発展などについて中国側と広く意見を交わす」と報道。

中央日報は「中国側のニュースリリースには『中国は韓国外相の今月の訪問を歓迎する』とあるだけで、
大統領の来月の訪中には触れられていなかった。これについて、中国は中韓関係回復のリズムを整えているところとの見方が出ている」と報じたという。

中韓関係は韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)導入による冷え込みが続いていたが、両国は先月末に関係を修復することで合意。
韓国・ニューシスは「合意後初となる今回の会談は注目を集めた」と指摘し、
韓国日報は「中国による“THAAD報復措置”が近く解除されるという楽観的見方が急速に広がっている」と伝えたという。

http://www.recordchina.co.jp/b214848-s0-c10.html