【ソウル聯合ニュース】

韓国観光公社が16日発表した報告書によると、日本人の海外旅行先の調査結果で韓国の順位が下落を続けていることが分かった。

日本人の旅行先の調査で、韓国は2014年には5位(4.4%)だったが、15年には9位(3.1%)に下落した。これまで韓国はアジアで唯一上位圏に入っていたが、昨年には台湾(4.2%、5位)にも抜かれ、10位(2.5%)とかろうじて10位圏内にとどまった。

今年は北朝鮮による相次ぐ挑発と円安により、さらに順位を下げる見通しだ。

昨年に日本人が海外旅行で最も行きたいと答えた観光地はハワイ(24.0%)だった。ハワイは14年から不動の1位だ。

2位以下はイタリア(6.4%)、オーストラリア(5.8%)、フランス(5.1%)、台湾(4.2%)、イギリス(3.8%)、カナダ(2.9%)、ドイツ(2.9%)、グアム(2.8%)、北欧諸国(2.5%)の順だった。

韓国が日本人から背を向けられているのは、韓流以外に韓国独自のコンテンツや魅力が不足し、幅広い欲求を満たすことができないことが根本的な要因に挙げられる。

アンケートの結果、韓国に行かない理由として「韓流以外に興味を持てる対象が必要だ」との指摘が31.4%(複数回答)で最も多かった。

このほか、円安(29.7%)、良い印象がなく再訪の意思がない(25.8%)、経済・時間的余裕がない(11.1%)、韓日関係の悪化(9.8%)などが挙げられた。


2017/11/16 07:00
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