サーチナ2017-11-20 16:12
http://news.searchina.net/id/1648260?page=1

 中国メディア・今日頭条は16日、「日本人がこんなにも韓国のことを嫌っているのに、どうして韓国人は日本を理想の海外旅行先に選ぶのかと、韓国メディアが悩んでいる」とする記事を掲載した。

 記事は「韓国観光公社が16日に発表した報告書によると、日本人の海外旅行目的地調査では韓国の順位が下がり続けている。2014年には4.4%で5位だったのが、15年には3.1%の9位に後退し、16年には10位にまで転落した」とする韓国メディアの報道を紹介。また、日本人の海外旅行先として韓国の地位が低下している背景について韓国メディアが、昨今の北朝鮮の核実験による朝鮮半島情勢の緊迫化に加え、「韓流」以外に韓国らしさが味わえる文化的なコンテンツや魅力に乏しいことを挙げたことを伝えている。

 一方で、同公社が今年1?9月に韓国の成人1000人を対象に実施した「来年行きたい海外旅行先」に関する調査では、日本が21%でトップとなり、2位のベトナム・タイ(各7.6%)、4位の米国(7.2%)、グアム、サイパン、オーストラリア、香港、マカオなどを大きく引き離す結果になったとした。そして「このようなデータが、『日本人は韓国旅行が嫌いなのに、どうして韓国人は特に日本を旅行したがるのか』と韓国メディアの首を傾げさせたようだ」と解説した。

 記事はまた、日本側、韓国側の調査結果のいずれにも中国大陸が出てこないことに着目。「日本人にしても、韓国人にしても、中国旅行が好きではないということだ」と指摘している。