レコードチャイナ 2017年12月2日 17時00分 (2017年12月2日 23時33分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171202/Recordchina_20171202024.html

2017年12月2日、中国メディアの澎湃新聞が、東京大学で中国籍の女性の博士号が

不正ゆえに取り消しになったと伝えた。

東京大学は、公式サイト上で中国人留学生の博士号を取り消したと発表した。これは、東京大学の150年の歴史上、6人目の博士号取り消しだという。この中国人留学生の博士論文に、他者の著作物からの引き写しや不適切な利用が計320カ所あった。

東京大学の調査委員による調査や関係者からの聴取の結果、不正行為と認定した。この中国人留学生は不適切な引用は認めたが、悪意や故意ではないと説明したという。

これに対し、中国のネットユーザーから「この人は中国国内と思っちゃったんだな」、「国内で不正をするならともかく、外国にまで行って恥をさらすとは」、「これは抗議しないと。中国ではみんなこうしているのだから」などのコメントが寄せられた。

また、「不正をしておきながら故意ではないとよく言えたものだ」、「小さいころ、宿題をパクッた時、わざとじゃなかったなんて言う勇気はなかったけどな」など、故意ではないとの主張に対する意見も少なくなかった。

ほかには「150年で6人しかいないうちの1人になったんだ。すごいじゃないか」、「おめでとう!これでかの有名な東京大学の歴史に名を刻んだね」というユーザーもいたが、明らかに皮肉が込められている