東京・荒川区のマンションで、キャッシュカードの管理を巡って62歳の母親と口論になり殺害したとして、
29歳の長男が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、住居不定、無職の鈴木悠里容疑者(29)です。

警視庁の調べによりますと、鈴木容疑者は今月10日、東京・荒川区のマンションの部屋で、この部屋に
住む、母親で韓国籍の高道子さん(62)の首を手や腕で絞めて殺害したとして、殺人の疑いが持たれて
います。

警視庁は、高さんの首に絞められたような痕があったことなどから捜査を進めた結果、防犯カメラの映像
から鈴木容疑者が事件当日にマンションに来ていたことが分かり、事情を聞いたところ容疑を認めたため、
逮捕したということです。

これまでの調べによりますと、鈴木容疑者は消費者金融に200万円ほど借金があり、返済するまで
母親が銀行のキャッシュカードを管理していたということです。

調べに対し、「カードを取り返そうとして口論になり、『お前なんか産むんじゃなかった』と言われてカッと
なった」などと供述しているということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。

ソース:NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171215/k10011259861000.html