■23歳女子大生、イタリアのキム(※海苔のこと)市場を中国から奪う

・大学生青年開拓団、私たちの食品持って海外市場開拓大活躍
・イタリア和食堂・マート回り、高価でも質の良い韓国キム紹介
・インドにキムチ輸出扉明け現地流通会社に就職することも
・「半導体市場は飽和状態だが、私たちの食べ物の売り先は拡がった」

忠南保寧の中小企業・テチョンマッキム(大川味キム)は、昨年10月にイタリアで、高めのチョパプ(※酢・飯=寿司のこと。以下、「寿司」とします)用キム、2万5000ドル分を初めて輸出した。追加注文が押し寄せて、来月には9万ドル分を乗せて送る予定だ。このキムは、ローマやミラノの和食堂300カ所余りに置かれる。これまでに、韓国企業がイタリアの僑胞市場に調味キムを売ったことはあるが、現地の食材料会社を発掘して、寿司用キムを輸出したのは初めてだ。

テチョンマッキム(大川味キム)を売る流通会社、ワイビエムシエムシのユ・ポッモク(54)代表は、「僑胞市場をめぐって韓国企業同士が身の削り合いをしたのではなく、中国産キムが掌握した寿司市場を奪ってきた」とし、「寿司用のキムは、同じ重さを輸出したときの調味キムより、売り上げが5倍になる」と語った。

彼は、「安価な中国産キムを使っていたイタリアの和食堂などが、品質が良くて、韓・EU FTA(自由貿易協定)のおかげで値も下がった私たちのキムを使い続けると言う」とし、「イタリアにこんな市場があることを知らなかったが、奇跡のようなことが起こった」と話した。

◇ 若いから「海外で地面にヘディング」

イタリア現地の流通会社の扉を開けたのは、専門のセールスマンではなく、大学生シン・インファ(23・韓国外国語大学イタリア通訳・翻訳学)さんであった。食品商品企画者(MD)を夢見るシンさんは、5月に韓国農水産食品流通公社(aT)の農水産食品青年海外開拓団「アフロ(AFLO・Agrifood Frontier Leader Organization)」に選抜されて、イタリアの地を踏んだ。

海外市場開拓は、「地面にヘディング」だった。シン・インファさんは、「食品への自尊心が強いイタリア人は、韓国食品は味わおうともしなかった」とし、「コーヒーミックスをプレゼントで渡すと、『コーヒーはエスプレッソか』と言いながらしまう人もいた」と話した。いくつかの現地企業は、「製品の包装紙にキムの代わりに日本語で「ノリ」と書いてくれば、買ってあげる」と面駁(※面と向むかって叱ったりとがめたりすること)をもらうこともあったが、絶望の代わりに負けん気が生まれた。

彼女は、現地の和食堂や大型マートを探し回り、食材料販売代理店にまで遡って行った。輸出契約を成功させたローマの食材料会社とは、「質の良い韓国キムを紹介したい」という電話1本から始めた。その後、メール30通を送って三度訪れた末に、心をつかんだ。

(省略…)

ソース 朝鮮日報(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=101&oid=023&aid=0003340468

【韓流】 「キム(海苔)」料理の発祥地は韓国、日本より少なくとも1200年先…英語で「Gim」、アジア超え欧米でも成功[12/26]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1514296020/
【韓国代表食材】 シェフのキム氏「数百種の料理ができる海苔」…海外では「スシ」は「キムパプ」、「ノリ」は「キム」を刻む[12/19]
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