https://jp.sputniknews.com/asia/201801124463068/

2018年01月12日 14:28
(アップデート 2018年01月12日 18:15)

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、北東部の咸鏡北道吉州郡・豊渓里にある核実験場で西側坑道の掘削作業を続けていると、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」が12日伝えた。

同サイトは、複数の衛星写真を基に分析したところ、「12月を通して、核実験場では作業員と機械類の活動が続行」し、坑道から土砂が運び出される量が増加したとして、このような活動は、北朝鮮が核実験実施に向けた準備を進める方針であることを示す可能性があると指摘している。
2017年9月、北朝鮮政府は豊渓里の核実験場で熱核兵器実験を実施。その威力は約250キロトンだった。

一方、南北朝鮮は2018年1月、安全保障分野を含む2国間関係正常化に関する対話を始めている。