>>310
AIIBの時の古賀さん
 
AIIB騒動で負け惜しみを言うだけの政府〜みなさんBRICS銀行を忘れてませんか?
 
中国主導で設立準備が進む「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)が話題になった。
3月末までの参加によって設立メンバーとして認められるということで、参加すべきか、すべきでないかという報道が続いた。結局、日本は、参加を見送った。
その理由について、中国の影響力が増大する、ガバナンスが明確でない、透明性に欠ける、環境基準など国際標準から外れた貸し出しが行われる、無秩序な貸し出しで他の債権者が被害を受けるなどのデメリットが挙げられている。
9日付の読売新聞は、そうした政府の負け惜しみをそのまま垂れ流しで報道した。しかし、これらの理由ははっきり言って説得力ゼロだ。
なぜなら、日本が参加しなくても、これらの問題は全く解消せず、むしろ、日本が影響力を行使できない分だけ改善の可能性は低下するからだ。
唯一理由として正当化できるのは、いい加減な貸し出しがされれば、出資金が毀損して国民負担が生じるということくらいだろう。
しかし、そのリスクは、英仏独伊などのほかの先進国も同じだ。これらの諸国が集まって、そんなに野放図な貸し出しが行われるのだろうか。極めて疑問だ。
 
そんななか、同じアジアの国である日本がAIIB不参加を決め込んでいる。気がつくと、アジア主要国で、AIIBに参加しないのは日本と北朝鮮だけとなってしまった。
安全保障だけでなく経済すらもアメリカべったり。安倍総理の嫌中感情に支配されて、日本が大きな舵取りを誤っているのだ。日本は一刻も早く、新たな流れへの対応に動くべきだ。・・・