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 「平和って何、よくわからない」「ピースを叫べよマイライフ」−。若者に人気のラップで平和のメッセージを伝えるイベントが21日、川崎市平和館(中原区木月住吉町)で開かれた。地元在住のラッパー・FUNIさん(34)を招いたワークショップ「へいわのためのリリック へいわのためにラップ」。中学生ら4人が参加し、それぞれの思いを軽快なビートに乗せて表現した。

 「リリック」は歌詞という意味で、同館は2月3日から3月4日まで、「へいわのためのリリック」と題した企画展を予定。そこで展示する平和へのメッセージを込めたラップを録音した作品や歌詞・詩を今月末まで募集しており、ワークショップもその一環。

 FUNIさんは、ヒップホップの歴史をはじめ、韻を踏み、似た言葉や語尾が同じ言葉を繰り返す唱法であるラップを説明。参加者に「平和とは?」と訴えかけ、「みんなが幸せであること」「笑顔」などと考えた歌詞でリズムを刻んだ。

 市立桜本中3年の中根寧生(ねお)さん(15)は「見た目日本人、中身韓国人 当たり前に立てる中指と暴言 やめて笑って平和で行こう」と韓国籍と日本籍を持つ自身のルーツに触れながらメッセージを作った。好きな歌と平和について歌った市立東橘中3年の松島鈴音(りおん)さん(15)は「難しかったけど、楽しかった。平和のイメージが自分なりにできた気がする」と笑顔で話した。

 FUNIさんは「平和とか正義とかは、人によって中身が違うもの。自分の考えを自分の言葉で表現するのが、難しい時代になっているが、ぜひ、挑戦してほしい。達成感も得られるはず」と呼び掛けた。

2018/01/22(月) 17:56:35.32
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