近年、日本を訪れる中国人観光客の急増が取り沙汰されており、多くの観光地で中国人の姿を見かけるようになったが、一方で従前より韓国人観光客が多くを占める地域もある。それは、九州地方だ。例えば福岡県北九州市では2016年に訪れた外交人観光客34万9000人のうち、約4割にあたる13万4000人が韓国人観光客だった。

中国メディア・今日頭条は6日、「日本人が韓国人観光客のモラルが低すぎると言っている。韓国人は日本人が誤解していると言う」とする記事を掲載した。

記事は、「日本は観光業が発展した国であり、毎年多くの観光客が日本にやってくる。その大部分が中国人観光客だが、その次に多いのが韓国人観光客だ。しかし近ごろ、韓国人観光客の日本旅行について、日本人が不満をこぼしている」と紹介。「韓国人観光客が場を考えずに大声で騒ぐうえ、買い物をする際も店員に対して非常に傲慢な態度を取る。韓国人観光客のマナーは非常に悪い」と不満の内容を伝えた。

さらに、「韓国人は日本の現地の礼節を尊重せず、日本人がタブーとすることを数多くやってしまう。この点も日本人には受け入れられないようだ。どの国にもそれぞれ自らの風俗や習慣と言うものがあり、日本に行くのであれば日本の習慣を重んじて然るべきだろう」と説明している。

そして、日本人からは「韓国人観光客の訪日は歓迎するが、モラルやマナーを持って旅行して欲しい。そうすれば、自国のイメージを貶めることもない」との声が出ているとする一方、このような日本人の見方に対して韓国人観光客からは「日本人は誤解しているかもしれない」との意見が出ていると伝えた。

この記事を読んだ中国のネットユーザーからは「われわれが長い間背負わされてきたものを、ついに下ろす時が来た」との感想が出ており、多くの賛同を集めている。また「確かに中国人観光客の一部にもモラルのない人がいるけれど、韓国人に比べればマシだろうと思う」、「中国の路線バスではいつも韓国人が騒いでいる」といった感想も見られた。


2018-02-08 11:12
http://news.searchina.net/id/1653182?page=1