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すでに

9日に開幕した平昌五輪で、非公式の「裏ボランティア」が各競技場で業務を開始した。
不人気種目への観客動員対策で、五輪組織委や近隣自治体は、ボランティアスタッフや近隣住民に無料チケットを配布。
大会の“盛況ぶり”を演出するのに一役買っている。

開幕に先立ち、8日に予選が始まった新種目のカーリング混合ダブルス。ほとんどの席が埋まった江陵の競技場で、青や黄色のニット帽に韓国旗をとりつけたカチューシャを重ねた一団が目を引いた。

「私たちは『ボランティア』なのよ」。
江陵市内に住む主婦(64)は首をすくめた。
市の斡旋(あっせん)を受け、地元の住民団体約30人で競技場を訪れたという。
「今日みたいな人気の少ない会場に来て、来場者が多ければ席を離れることになっているの」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180209-00000569-san-kr