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▲写真で真ん中の人物がマーティン・フロスト教授/オンラインコミュニティ

平昌(ピョンチャン)オリンピックのフランス放送解説者から出た「韓国専門家」発言が物議をかもしている。

平昌冬季五輪開幕式が開かれた9日、何人かのネチズンがフランス2TV開幕式中継で、ある解説者が韓国文化に対する誤った解説をしたと主張した。ネチズンによれば解説者は中国選手団が入場するとき、「中国が日本と韓国のような野蛮人を文明化しました(La Chine a civilise les barbares comme le Japon et la Coree)」という説明を付け加えた。また、ハングルを紹介しながら「中国語を表記するために19世紀に作った」と発言したと主張した。

論議に包まれた解説者はパリ7大学で韓国学科長を歴任したマーティン・フロスト教授だった。彼女は1970年頃、ソウル大で韓国語を勉強した後、パリで20年以上韓国語と韓国文化を教えた。韓国人と結婚したフロスト教授は1992年から96年まで駐韓フランス大使館で働いたこともあり、丙寅洋擾の時、フランスに奪われた外圭章閣(ウェキュジャンガク)儀軌が145年ぶりに返還されるのに大きな役割を果たした人物だ。

ネチズンらはこのように韓国文化に造詣が深い専門学者が韓国で開催した行事で「文明化」と発言したことについて信じられないという反応だ。

論議が大きくなるとすぐに今回のオリンピックメダル授賞式でフランス語解説者を引き受けたフロスト教授の娘オリビアが釈明に出た。彼女はSNSに「母は放送中、絶対に韓国を侮辱する発言をしたことはない」と明らかにした。「文明化」発言について「中国代表チームが入場する時、中国の漢字の意味を説明しながら過去の中国が日本と韓国を東夷族と言って文明化しようとしたことを説明したものです」と説明した。むしろ母親が美しい韓国文化について紹介しようと努力した点を強調した。

引き続き「それにもかかわらず、フランス放送で解説をしたことに不足があって、不便を差し上げたとすれば代わりに謝罪申し上げる」と伝えた。このような釈明文で彼女を応援するコメントが走ったが、全く違った意見を見せるネチズンも多数いた。

あるネチズンは「第3国の人が特定国家の立場から偏向した視野で他国を見るのは誤まり」として単語の選択が適切でなかったと指摘した。また「悪意がない発言であることを勘案しても基本的に韓国の歴史や地政学的な関係について韓国を低くする言葉を言った」と批判したネチズンもいた。

論議になった解説についてまだ公式立場が確認されておらず、生半可に非難することは難しい状況だ。しかし、韓国で開かれる国際的な行事であえて敏感な歴史を土台に紹介する理由があったのかという批判を避けるのは難しい。

一方、9日、米国NBCアナウンサーが根拠のない妄言で袋叩きにされたことがある。彼は「日本は韓国を1910年から1945年まで植民支配した」として「それでも韓国人は日本が韓国の経済発展に大きな影響を及ぼした文化・技術・経済的モデルだと話す」という卑劣な発言をした。その後、沸き立つ世論にNBCは公式に謝まり、該当発言をしたアナウンサーは解雇された。

チェ・ミンジュ記者

ソース:インサイト(韓国語) 「中国が韓国文明化させて「…論議中である開幕式フランス解説者発言
http://www.insight.co.kr/news/139881

前スレ:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1518448755/
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