韓国政府は14日、北朝鮮の平昌冬季五輪の参加にからみ、南北協力基金から28億6千万ウォン(約2億9千万円)を支援し、
韓国政府が負担することを決めた。

 同日開いた南北交流協力推進協議会で決定したもので、支援金は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、
金与正氏ら北朝鮮代表団や芸術団、応援団、テコンドー演武団の韓国での滞在や移動にかかった経費などに充てられる。

 北朝鮮が核・ミサイルの開発を進める中での支援であることについて、趙明均統一相は
「国連をはじめ各国による北朝鮮への制裁などを総合的に考慮して対応している」と説明した。

 3月に行われるパラリンピックに参加する応援団など北朝鮮への支援は、次回の推進協議会で決定する。

http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180214/pye1802140028-n1.html