江原道江陵市内で焼き肉店を営むアン・ジュヒさん(46)は11日夜、ある予約客に急いで電話をかけた。この予約客は午後7時に10人で予約を入れていたため、テーブルに前菜を並べて待っていたが、7時を過ぎてしばらく待っても現れなかった。

何度も電話をかけてやっと連絡がついたが、予約客は「別の店で食べている」とだけ言って電話を切った。「申し訳ない」の一言もなかった。アンさんは「予約が入っていたため、来店したほかの客を帰してしまったが、私がばかだった」と話した。

冬季五輪の熱戦が続く平昌と江陵で、飲食店が「ノーショー(予約の無断キャンセル)」に悩まされている。予約をしたのに連絡もせず店に来ない客や、ぎりぎりになってキャンセルの連絡を入れてくる客が相次いでいるのだ。

特に、団体の観戦客が、複数の飲食店に予約を入れ、直前になって食べる店を決めるというケースが多い。

■公務員も大人数で「ノーショー」

平昌の横渓里にある焼き肉店は五輪開会式の9日夜に、四つの団体から計220人の予約が入っていた。4団体とも市庁や区庁関係者だった。しかし、当日になってみると誰も店に現れなかった。

それでも2団体は午後4時に電話でキャンセルを伝えてきたが、ほかの2団体(計70人)からは何の電話もなかった。副店長のキム・ドンソンさん(43)は「損害は500万ウォン(約50万円)以上だった」と話した。

平昌と江陵で今起きている「ノーショー」は大人数のものばかりだ。団体で観戦に訪れて店に予約を入れるものの、実際には姿を見せない。こうした大人数のノーショーは公務員が多いという。

ある飲食店のオーナーは「公務員たちが上層部の機嫌を伺いながら刺し身料理店や焼き肉店を複数予約し、食事時間の直前になって別の店を選ぶので、うちの店に現れない」と話した。

平昌の横渓里で韓国料理店を営むオ・ミョンウクさん(44)も、開会式のあった9日に大人数によるノーショーの被害に遭った。ある公共機関から110人の予約が入っていたのだが、直前にキャンセルされたのだ。

オさんの店はこの団体予約のせいで2日間ほかの予約を受け付けられなかった。

また、ある中央省庁が職員80人で予約をしておきながら、当日に突然キャンセルするケースもあった。この省庁の職員は、平昌のある飲食店に9日に貸し切りの予約を入れた。しかし予約当日に突然キャンセルした。

「ノーショー」ではないが、店側はやはり2日間、他の予約を断らなければならなかった。店の代表を務めるピョ・ヨンボクさん(66)は「国の仕事に携わる人たちでさえも、このように約束を簡単に破るものなのか」と怒りをあらわにした。

2018/02/17 05:08
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>>2に続きます。

★1の立った時間 2018/02/17(土) 08:50:23.82

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