【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は1日、日本の植民地支配に抵抗して1919年に起きた「三・一独立運動」の記念式典で演説した。慰安婦問題について「加害者である日本政府が『終わった』と言ってはならない。戦争当時にあった反人道的な人権犯罪行為は『終わった』という言葉で隠すことはできない」と強調し、日本政府の姿勢を批判した。

 また、「不幸な歴史であればあるほど、その歴史を記憶し、その歴史から学ぶことだけが本当の解決だ」と述べた。慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に直接言及しなかったが、「最終的、不可逆的な解決」をうたった合意を真っ向から否定する発言だ。
 その上で、日本に特別な要求はしない考えを示す一方、「日本は人類普遍の良心で歴史の真実と正義に向き合うことができなければならない」と訴え、「本当の反省と和解の上で、共に未来へ進むことを願う」と語った。
 一方、島根県・竹島をめぐっては、「独島(竹島の韓国名)は日本の朝鮮半島侵奪過程で最も早く強制的に占拠されたわが領土だ」と主張。「今、日本がその事実を否定することは、帝国主義による侵略に対する反省を拒否することに他ならない」と批判した
 演説は、日本の植民地時代に独立運動家らが収容されたソウル市内の西大門刑務所跡地にある歴史館で行われた。歴史を「直視」する姿勢を強調する狙いがあるとみられる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018030100524

※前スレ  2018/03/01(木) 15:13:10.31
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