■カーリング娘も食べちゃった“盗作イチゴ”流出元の韓国農家を直撃
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韓国最大の出荷拠点
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イチゴのモニュメントも飾られた「晋州水谷イチゴ輸出農団」
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平昌五輪カーリング女子代表が“もぐもぐタイム”に頬張っていた韓国産イチゴが波紋を呼んでいる。イチゴの名産地、栃木県の農業関係者は複雑な表情だ。

「美味しそうに食べている姿は、イチゴの産地としては嬉しいものがありました。ただアスリートは食に気を遣うので、日本から持っていったイチゴかなと思っていたのですが……」

3月2日には、斎藤健農水相が「(韓国のイチゴは)日本から流出した品種をもとに、韓国で交配されたものが主だ」と会見で語るなど、五輪終了後も、この騒動は燻り続けている。韓国が日本の品種を元に開発したイチゴは全体の9割を占め、そのイチゴを輸出することによって、日本が失った輸出機会は金額にして「5年間で最大220億円に上る」(農水省食料産業局知的財産課種苗室)という。

韓国で最もシェアの高い「雪香(ソルヒャン)」は、愛媛県の西田朝美氏が開発した「レッドパール」と静岡県の萩原章弘氏(ともに故人)が開発した「章姫」を交配させたものだが、小誌記者は、「レッドパール」を韓国に持ち込んだ韓国人、金重吉氏(85)を直撃した。現在も韓国で農家を営む金氏は、流暢な日本語でこう答えた。

「日本で、韓国の気候にあったイチゴを捜し求めて、西田さんを知りました。交渉の末、『期限を設けた上で毎年、一定のロイヤリティを払う』『種苗を人に売ってはいけない』という条件で、契約を結びました」

こうして90年代半ばに種苗を持ち帰った金氏は、周辺の農家と共同で栽培を始めたという。ところが00年代に入ると、異変が起こる。西田氏から「レッドパールが名古屋で凄く安い値段で売られている」という連絡を受けたのだ。

「驚きましたが、調べてみると、私が種苗を分けていた農家が勝手に『隣にも分けてあげた』という話がいくつもあった。輸出業者に“(日本と)契約があるんだ”と掛け合いましたが、手の打ちようがないところまで広がっていました」

当時の韓国では品種を保護する法律は、ほとんど整備されていなかったが、結果的に、金氏は“種苗泥棒”に手を貸すことになってしまったのである。

イチゴ種苗泥棒の真相を追った韓国現地取材の詳細は、3月8日(木)発売の「週刊文春」で報じている。

週刊文春 2018年3月15日号
http://bunshun.jp/articles/-/6468

【韓国農村振興庁】 「日本も19世紀に欧州から種子を持ち込んで独自の品種を開発した」 〜韓国産イチゴ、韓国内普及率93%に[03/09]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1520603812/