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▲文在寅大統領が16日午前、釜山新港で開かれた釜山港未来ビジョン宣言式で祝辞を述べている/聯合ニュース

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が16日「釜山港を世界最高の物流ハブ港にしよう」と話した。

 文大統領はこの日、釜山港未来ビジョン宣言式に参加して、自身を「釜山港と造船所を見て育った釜山の息子だ。海を見て夢を育て、釜山の発展と共に私も成長した」と述べた後、「海を放棄して強国になった国はない。海洋強国は放棄できない大韓民国の未来」として、このように話した。彼は「文在寅政府の新北方政策と新南方政策が成功するかどうかは釜山港の革新にかかっている」として、「釜山は大韓民国の海洋首都を越えアジアの海洋首都になるだろうし、鉄道、空港と共に陸海空が関連する北東アジアの物流拠点都市になるだろう」と話した。

 支援策も打ち出した。文大統領は「世界最高水準の情報通信技術を活用し、スマート海上物流システムを作り出そう」として、「自律運航船舶、超高速海上通信網、スマート港湾を連係した4次産業革命時代の世界的な港湾モデルを私たちが先導しよう」と話した。彼は「政府が乗り出して核心技術に対する研究開発を惜しみなく支援し、釜山港の先端化のために積極的に投資する」と話した。釜山港の施設拡充も約束した。彼は「釜山港がメガポートとして発展できるよう、現在の21埠頭の規模を2022年までに29埠頭、2030年には合計40埠頭に拡大し、年間コンテナ3千万個(TEU)を処理できる超大型ターミナルへと発展させていく」と話した。彼は「船舶用LNG供給基地と大型船舶修理造船団地の造成は、釜山港の新たな付加価値を創り出し、雇用を増やすだろう」とし「港湾背後ろの団地も現在の8倍を超える規模に拡大し、生産、加工、物流とビジネスが互いに関連した総合物流ハブを構築していくだろう」と話した。

 文大統領は、釜山都心に位置した北港の再開発にも言及した。彼は「北港再開発の1段階事業は、11年前の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の時に企画して始まった」として「一層スピードを上げて私の任期である2022年までに終わらせる。盧武鉉政府が始めたことを文在寅政府が終わらせる」と話した。続けて「長期的には、鉄道敷地、造船所の敷地まで統合的に開発し、海洋産業と海洋金融の中心地に育成する」と話した。

 さらに文大統領は、沈滞している港湾、海運産業も復活させると述べた。彼は「高効率船舶発注のための金融支援と安定的な貨物確保、フラッグ海運会社の経営安定対策も積極的に推進する」と話した。

 文大統領の釜山訪問は、昨年6月の古里1号機永久停止宣言式と8月の東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム外交長官会議、10月の釜山国際映画祭への出席に続き4回目だ。大統領府側は、文大統領の釜山訪問は地方選挙を意識したものではないかとの質問には「大統領として当然遂行しなければならない国家日程」と答えた。

ソン・ヨンチョル記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/836397.html
韓国語原文入力:2018-03-16 20:09訳J.S

ソース:ハンギョレ新聞日本語版<文大統領、「釜山港を世界最高の物流ハブ港にしよう」>
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30050.html

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