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▲ (左)映画『軍艦島』、(右)Twitter『CJ Entertainment』

「日本のおかげで野蛮な朝鮮人の生活水準が向上した」

植民地近代化論の骨子である。殖民統治で被植民地国が経済発展を遂げる事ができ、そこの国民も裕福な生活を送れるようになったという言葉である。

このような主張を通じて殖民統治が正しい事であり、大のために小を犠牲するという大義名分まで立てている。

本当にそうだろうか。我が国もそうだったのだろうか。日本と親日勢力、ニューライトの主張のように我々は日帝強占期を経て幸せだったのだろうか。

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▲ 映画『暗殺』

断言はできない。日帝強占期の朝鮮人の生物学的変化だけを見ても、どれほど我が民族が苦難の歳月を過ごしていたのかが分かる。

韓国学中央研究院のチョ・ヨンジュン教授は学術大会『サハリン韓人記録物を通じて見た日帝下の在外韓人社会』で、日帝強占期にサハリンに強制徴用された労働者を含む、20〜40歳の朝鮮人男性の身長を分析した。

計2,100人の身長を誕生年度別に分析した結果は衝撃的だった。

チョ教授によれば、1896〜1900年生まれ男性の平均身長は162.8cmだった。一方で1921〜1924年生まれ平均身長は159.5cmで、約3cm以上縮んだ。

また1900年代、1910年代生まれも以前の出生者より身長が低くなった事が明らかになった。

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▲ 映画『暗殺』

チョ教授は身長が成長期の栄養状態を裏付けるという点から、このような資料が日帝強占期の朝鮮人の栄養状態と生活環境が悪かったはずだと分析した。

今回の研究に含まれた朝鮮人は労働者、坑内炭鉱労働者、商人、農民など、当時の朝鮮人の多数の下層民を含んでいる。

チョ教授は、「今回の研究を通じて、日帝強占期の経済成長で朝鮮人の生活水準が向上したという主張に対し、反論する証拠となるだろう」と明らかにている。

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▲ オンラインコミュニティ

キム・ヨンジン記者

ソース:インサイト(韓国語)
http://www.insight.co.kr/news/148121