韓国の裁判所が平和の少女像に「杭テロ」をした日本人に対して犯罪人引渡し請求を検討するよう検察に指示した。

ソウル中央地裁のイ・サンジュ部長判事は13日、名誉毀損など容疑で起訴された日本人Sの裁判を開いたが、Sはこの日も法廷に出てこなかった。

これに対しソウル中央地裁は「被告は日本で起訴状と召喚状を受けたようだ。これまで出席せず、裁判はずっと空転している」と指摘した。
続いて「日本と犯罪人引渡し条約が締結され、発効したと理解している」とし「被告に対して法務部長官が犯罪人の引き渡し請求を建議するのはどうか検討を命じる」と述べた。

Sは2012年6月、ソウル鍾路区(チョンノグ)在韓日本大使館前の慰安婦少女像に「竹島は日本の領土」と書かれた杭を縛って慰安婦被害者の名誉を毀損し、
尹奉吉(ユン・ボンギル)義士の殉国碑にもこれと似た「杭テロ」をした容疑で2013年2月に起訴された。

韓国の検察側は「検討して書類で提出する」と答えた。

2018年04月13日14時13分
http://japanese.joins.com/article/532/240532.html?servcode=A00&;sectcode=A10