4/16(月) 17:29配信
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1審で懲役24年を言い渡された朴槿恵(パク・クネ)前大統領が控訴を放棄した。

 16日、裁判所によると朴前大統領はソウル中央地裁に控訴の放棄を申し立てる文書を提出した。

 当初、朴前大統領の国選弁護人は「弁護人団の立場ではすべての部分を争わなければならず、事実上(控訴は)義務事項」だとし、「12日午後まで(朴槿恵)本人がどのように提出するのかどうかを見守って提出する」と明かしていた。

 これに対して朴前大統領は、ソウル拘置所側を通じて、国選弁護人団に「控訴の問題は気にしないでほしい」という意思を伝えたことがわかった。

 控訴状提出の締め切り日である13日にも朴前大統領が控訴の意思を示さないと、妹のパク・クンリョン前育英財団理事長が控訴状を提出した。

 刑事訴訟法上、被告人の兄弟・姉妹や弁護人は被告人のために控訴することができる。ただし、被告人の意思に反して控訴することはできない。しかし朴前大統領が控訴放棄の意思を明白に示し、朴前理事長の控訴状も効力がなくなった。

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