【世宗聯合ニュース】政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)の国際政策大学院のチョン・グォン教授とチェ・チャンヨン教授は17日、「KDI北韓(北朝鮮)経済レビュー」4月号に掲載した北朝鮮脱出住民(脱北者)に関する論文で、韓国入りした脱北者は滞在期間が長くなるほど人生に対する満足度と社会への適応性が低下する傾向にあるとする研究結果を明らかにした。

 この研究は2003年以降に脱北した20歳以上の脱北者1010人を対象にしたアンケート結果を基にしている。設問に対する回答は1点(全く当てはまらない)から5点(非常に当てはまる)まで5点の尺度を基準に測定された。

 アンケートの結果、韓国社会への適応性は滞在期間が5年以下と10年以上のケースを比べた場合、総じて0.1ポイント前後下落するか、または変動がなかった。人生に対する満足度も適応性と同程度の下落をみせた。論文は「滞在期間が長くなっても逆に適応度と満足度が低下するのは深刻な問題。より構造的な、上位の対策が必要だ」と指摘している。

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http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2018/04/17/0800000000AJP20180417002300882.HTML