(写真)
http://img.insight.co.kr/static/2018/04/22/700/31hp60zca97wjty441yb.jpg
▲ (左) kknews、(右)オンラインコミュニティ

「それで頼む。女の子を傷つけちゃったとき、男が取べき対応な」

「お金を払えばいいと思うよ。それかモノね」

「金!?おまえいまこの俺に、お詫びの印として真奈実に金を渡せと言ったのか!?」

「謝罪と賠償、一番分かりやすい誠意の示し方でしょ?」

「某国政府みたいなこと言ってんじゃねえよ!?本当にそれで女の子の心は癒されるのか!?」

日本の漫画、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の2巻に出てくるセリフである。

この作品の作家はフシミ・チュカサ(伏見つかさ)。日本の有名漫画家であり、代表的な右翼志向の人物と知られている。

(写真)
http://img.insight.co.kr/static/2018/04/22/700/m0rz5894158223hew7ev.jpg
▲ アニメーション『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

彼は特別な政治的意図はなく、純粋な作品のストーリーであり構成であると主張した。しかし韓国人は憤怒した。

『謝罪と賠償』、そして『某国の政府のような声』。まさに我が国の慰安婦を間接的に指した内容である。

我が国の政府は慰安婦問題を置いて、日本政府の心からの謝罪を持続的に促した。

しかし日本政府は歴史と真実を否定して、我々は絶えず日本政府の態度を指摘した。

常に右翼志向が強いと言われていた伏見は、日本を相手に慰安婦問題を論じる韓国の態度を皮肉ろうとする意図が明白だった。

(写真)
http://img.insight.co.kr/static/2018/04/22/700/qz8l95wtt1pock816o64.jpg
▲ news1

実際に『謝罪と賠償』という表現は、日本の右翼集団が韓国を侮辱したり嫌悪感情を現わす隠語として使われる。

日本の右翼志向のオンラインコミュニティ『5ちゃんねる』の利用者は、「韓国人は謝罪と賠償を要求するという言葉を頻繁に使う」とし、嫌韓発言を吐き出す。

このような脈絡で伏見の作品に接した韓国人は憤怒せざるを得なくなり、右翼志向の日本の作品の中最大の物議を醸した。

実は右翼志向が濃く含まれる作品はこれだけではない。

数多くの作品で日本の戦争犯罪を美化し、合理化して真実を歪曲している。

そんな日本に言いたい。

「手のひらで空を覆い隠そうとする愚かな者よ」

(写真)
http://img.insight.co.kr/static/2018/04/22/700/t0kxe729g32o575c2zuc.jpg
▲ gettyimagesKorea

ソース:インサイト(韓国語)
http://www.insight.co.kr/news/151431