特例措置で前日に結成された南北合同チームのコリア。登録選手枠は5人と変わらず、
北朝鮮と韓国でそれぞれ外れたメンバーが座る椅子が新たに五つ用意されるなど、見慣れない光景で日本戦が行われた。

 合同チームの選手たちの表情は終始穏やかで、0−3の敗戦後も友好ムード。一緒に記念撮影をしたり観客席からの声援に応えたりと、
南北ともにメンバーに笑顔が見られた。スタンドには南北の男子選手が陣取り、同じエリアで声援を送った。

 北朝鮮のエースで、リオデジャネイロ五輪銅メダルのキム・ソンイは「お互いに応援し合って、雰囲気は良かった。
良い結果が出せなかったのは残念」。

1番手を務めた韓国の田志希は「私が決めることではないけど、また合同チームとしてプレーしたい」と話した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050400810&;g=spo