苦難の行軍〜水害編〜

北朝鮮では、金日成死去後・金正日体制に移行した1994年から1998年にかけて、朝鮮戦争休戦後最大規模となる飢饉が発生。

1995年夏の大水害をきっかけとして深刻化し、1998年末までに22万人から350万人が死亡したといわれる。

この時期は出生率も3割ほど低下しており、2014年にはこの時期に生まれた世代が徴兵されると、120万とされる現在の朝鮮人民軍の兵力を維持できなくなるため、北朝鮮は女性の徴兵義務化を発表している