サーチナ2018-05-20 14:12
http://news.searchina.net/id/1659670?page=1

 中国メディア・東方網は、日本の治安について「世界一と言われるが、警戒が必要だ」とする記事を掲載した。

 記事は経済協力開発機構(OECD)が住居、収入、治安など11の点から36か国を対象に実施した「国民の幸福度」調査によって、日本が治安面で1位になったと紹介。また、法務省が発表した2016年の「犯罪白書」では同年の刑事事件立件数が統計を取り始めて以降初めて100万件を下回ったほか、その7割以上が窃盗事件だったと伝えた。

 また、殺人事件は895件と戦後最少になったほか、暴力団構成員数も3万9100人と過去最低を記録する一方、刑事事件の検挙率は33.8%と前年より1.3ポイント増え、特に殺人事件の検挙率は100%に達したと伝えている。

 さらに、内閣府の世論調査では80%以上の日本国民が「日本は安全、安心な国だ」と答えたという結果が出たことも紹介。「日本は資源の配分が均一化された社会。この特徴は先進国中で特に顕著であり、しかも、日本人全体には相互抑制の精神がある。それゆえ刑事事件はアジアにおいても世界においても少ない部類に入り、ひとたび事件が発生すれば社会全体を震撼させる効果を持つ」と説明した。

 その一方で、近ごろでは在日中国人の間で傷害事件が多発していると指摘。在日中国人コミュニティでは「日本の治安が他国より良いからといって警戒を緩めてはいけない」と様々な形式で呼びかけられていると伝えた。

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