http://www.sankei.com/smp/world/news/180612/wor1806120092-s1.html

合意文書の署名に臨む北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=12日、シンガポール(AP)1/1枚
 トランプ米大統領は12日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長を米ワシントンのホワイトハウスに招待する考えを示した。シンガポールで行われた米朝首脳会談を受けた合意文書の署名式で明らかにした。

 署名式でトランプ氏は「金氏と素晴らしい時間を過ごし、関係を築けた。われわれが署名した文書は非常に包括的な文書だ。ポンペオ氏、北の高官にもお礼を申し上げたい。われわれは、特別な絆を築きたかった。朝鮮半島との関係はまったく違うことになる」と会談の成果を強調した。

 さらにトランプ氏は、「金氏はとても良い人だ。頭もいい。優れた交渉者で才能がある。北朝鮮の国を愛していることもよく分かった」とした上で、「これから、金氏とは何回も会う。再びお目にかかりますよ」と再開を約束した。

 一方、金氏は「歴史的な会談を通じて、過去を払拭し、歴史的な文書に署名する」と述べた。