少し前まで寿司やザルソバなどだけに制限的に使われていたワサビがいつの間にかスナックなどで急速に領域を拡大している。ところが国語辞典でワサビを探すと「コチュネンの誤り」と出ている。つまりワサビの純化語がコチュネンという事だ。しかし、果たしてそうだろうか?

原産地を調べればワサビは日本でコチュネンは韓国だ。同じものなのに原産地が違う?実際にワサビの学名は”Eutremaj aponicum”である反面、ワサビは”Cardamine pseudowasabi”なわち”タネツケバナ科に含まれるにせ物(pseudo)+ワサビ(wasabi)”にすぎない。これは二つの植物が厳密には異なることを意味する。「日本語の克服必然性」と「非対称状況での純化語使用」の過程で問題があらわれたわけだ。このため、この頃は放送でもワサビという言葉をそのまま露出して使う。

道を通れば、英語やフランス語または国籍不明の外国語がそのまま露出した看板を簡単に見つけることができる。これはアイドルの歌やテレビの字幕でもよく接する今は日常化した風景だ。ところがこれを純化語に変えようとする動きは特に見られない。つまり、日帝強制占領期間に対する羞恥と憎しみによって、日本語についてはより高い厳格性が作用しているわけだ。

このためにタクアンをタンムジと呼ぶ様な笑えないことも起きる。タクアン(沢庵:1573〜1645)は本来日本禅宗(臨済宗)の高僧だった。この僧侶が寺で作った塩漬けが後代に流行し、作った人の名前がつけられた。このような点で見れば、タクアンをタンムジに純化したことは明白に過剰なことは間違いない。すなわちキムチが日本でキムチと呼ばれるように、タクアンはそのままタクアンにならなければならない。
(中略)

私たちは苛酷な日帝強制占領期間を経たし、武力による強制占領はそれまでの歴史でただ一度も無かった初めての事件だった。それだけ衝撃と余韻が強い恥辱のわけだ。また、どれほど嫌いだったら8月15日を「光が回復したという意味」の光復節としたのだろうか!すなわち日帝強制占領期間は光がなかった暗黒時代だったのだ。

しかし、だからといってあまり大げさに病的である必要はない。私たち民族ははるかに強力で偉大だ。世界へ伸びていく大韓民国の気性に日本などを意識する必要はない。今は過度な意識がかえって病気になる可能性があることを思い出す時ではないかと言える!

チャヒョン僧侶・中央僧伽大教授
http://image.hankookilbo.com/i.aspx?Guid=4cfaebcb80bf4363a2666a94712d090e&;Month=DirectUpload

ソース:韓国日報(韓国語) [人生と文化]タンムジをタクアンと呼ぼう
http://hankookilbo.com/v/22e7e34f44ed4c699d899c9bc15b0299

関連スレ:【韓国起源】 タクアン・高句麗僧侶が日本人ために考案した漬け物〜ソン教授のおもしろい韓国語の話-53.タンムジ★2[05/28] 2016
https://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1464436453/
たくあんの日本名は本来「タクアン(沢庵)」だったが、解放後、日本式言語の整備の時「ウェチャンジ(倭塩漬け)」、「タンムジ」等に変えて使い、徐々にタンムジが定着した。しかし、まだ一部ではこの名前を日本語と知らずに「タクアン」を使っている。