去る4日、釜山(プサン)東莱区(トンレグ)の有楽(ユラク)女子中学校学校の階段と壁に、蛍光色のポスト・イット(付箋)がベタベタと貼り付けられた。『GCDA(Girls can do anything=女の子は何でもできる)、私の下着が不快でしょうか?」、「下着の規制より、まともな性教育をして欲しい」という内容だった。

生徒が『メッセージデモ』に乗り出したのは、『下着は白のみ着用』という校則が原因である。今月初め、夏服への衣替えで学教側は服装検査をすると明らかにした。「上着の外に下着が透けないよう白を着用しなさい」という『正しい生活規定』に基づいた措置だった。これに反発した200人余りの生徒は前日の3日、カカオトークのチャットルームを開いて団体行動を計画して、翌日から学校に抗議メッセージが寄せられ始めた。

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▲ 釜山・有楽女子中学校の生徒が貼り付けた抗議メッセージ。 /SNSキャプチャー

生徒は学校の外でも声を上げた。校則を廃棄するための嘆願書の作成、署名運動が始まった。全学年全てのクラスで行われた署名運動には、400人以上の生徒が参加した。生徒は嘆願書に、「女性は“ブラジャー”という下着を着用しなければならない義務はないのに、生徒にこれを着用させるのは女性の胸を“身体”ではなく“性的なもの”として見てるから」と言いながら、「自由権と平等権を侵害された」と記入した。

去る14日に生徒は臨時代議員大会を開き、『白い下着』の着用を規定した校則について『人権侵害』と言いながら、不当だという建議事項を公式採択して学教側に伝達した。先立って12日には校長との対話を通じ、時代とかけ離れた校則を改正して欲しいという意見を伝達した。

学教の側は当初、ポスト・イットを剥がして団体行動を制裁しようとしたが、非教育的という内部の指摘で議論を始めた。学校は生徒に下着の色を自ら決めて着用させる臨時措置を取った後、保護者と教師、生徒の意見を検討して校則改訂を検討する方針である。

(関連写真=国民日報)
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ソース:NAVER/朝鮮日報(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=023&aid=0003380728