>>874

映画:「女工哀史〜野麦峠」のような世界だ。
明治時代、まだ、身分制度の考え方が強かった。
明治維新で実質的に変わったのは、武士の大半が、最下級身分に移った。
野麦峠に象徴される、生糸の紡績工場に動員されたのは、大半が武士の娘だった。
「国家の外貨獲得のため」という大義名分、
「今までにない産業、職種」という新天地キャッチコピー、
「忍耐、努力」という武士の自尊心をくすぐる台詞。
でも、実態が明らかになるにつれて、最下層身分の労働者が不足してきた。
で、新たな最下層身分としてデビューさせたのが、徴用工とか従軍慰安婦だ。
日本語が拙くて、不満を訴えられなければ、「日本政府の失政」と批判されにくいし。

まあ、他の国も五十歩百歩だったかもしれないが、日本は敗けた。
さらに、日本は、貿易のために頭を垂れねばならなくなった。