【ワシントン共同】東芝子会社だった米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)は21日、
同社が中国浙江省の三門原発に建設している新型原子炉「AP1000」が初臨界に達したと発表した。

 AP1000は1990年代から開発が進められてきた新世代炉。
中国のほか米国内でも建設が進むが、稼働すれば世界で初めてとなる。

 WHは「最終的な節目を迎えた。次のステップはいよいよ送電だ」と近く稼働させたい考えを示した。

 三門原発での建設は当初の予定から約4年遅れている。米国でも大幅に遅れ、1カ所で建設中止。
コスト増大でWHは経営破綻し、東芝の経営危機の原因となった

共同通信
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