>>1のつづき

3. 「クス(麺類)でも食べに行こう」
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▲ 映画『ホストリ』

『慰安婦』時代に感染した梅毒を息子に介したという罪悪感で苦しんでいたペ・ジョンギルさん。

そんなハルモニを恨んだ息子は、時々暴力を振り回して制御不能の姿を見せる。

ところが裁判の途中、意外な事実が明かされる。実はペ・ジョンギルさんは、『出産』をした事がなかったのである。

ペ・ジョンギルさんの息子はハルモニの実の息子ではなく、慰安婦時代に友人が産んだ子供だった。

裁判を傍聴してこの事実を知った息子は裁判の後、ハルモニに初めで「クスでも食べに行こう」と言う。

今までの感情が解けるシーンだった。

4. 「世界は変わらなくても私たちは変わるでしょう」
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▲ 映画『ホストリ』

裁判を率先したムン・ジョンスク(演=キム・ヒエ)は、周辺の心配を抱える事になる。

この裁判で世界が変わるかと言う質問にムン・ジョンスクは、「世界は変わらなくても私たちは変わるでしょう」と答える。

ハルモニたちの涙を少しでも拭いてあげたいという、ムン・ジョンスクの意志が込められたセリフだった。

5. 「ハルモニ綺麗す」
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▲ 映画『ホストリ』

ペ・ジョンギルさんは、ムン・ジョンスクの娘である高校生のヘスの招請講演をしに行く事となる。

ペ・ジョンギルさんは若い生徒たちを見て自分の幼い頃を思い出すと、熱くなる感情を隠せずにいた。

花の10代を奪われたハルモニを見て生徒は、「ハルモニ綺麗です」という言葉をかける。

慰安婦ハルモニを慰めたかった生徒の綺麗な心が際立ち、観客も一緒に熱くなったシーンだった。

・・・おしまい☆