3日午前3時(韓国時間)に始まったサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝トーナメントの日本対ベルギー戦。日本が先に2ゴールを決めたが、その後立て続けに3ゴールを許し、ベルギーに2−3で敗れた。こうして日本にとって初めてとなるはずだったW杯ベスト8進出の夢は水の泡となった。

この試合の終了後、KBSで中継を見ていた人々の間で論争が巻き起こった。ある人々は「胸がスッキリする解説だった」と、また別の人々は「公営放送なのに遠慮なく偏った中継をしていて、不愉快になった」と評した。

この試合を担当したサッカー解説者ハン・ジュンヒ氏は、客観的に見た戦力で格下の日本が先制すると、ベルギーに対して「(ベルギーの)監督のことが理解できないですね。戦術を変えなければ」「単純に、激しく行かなければなりません」などと注文した。

そして、ベルギーがゴールを決めるたびに「ゴーーール」と叫んだ。アナウンサーは声がかすれるほど興奮している様子だった。

後半アディショナルタイムにベルギーが勝負を決める逆転ゴールを入れると、ハン・ジュンヒ氏は「ありがとうございます」という言葉を繰り返した。アナウンサーが「謝罪してください」と言うと、ハン・ジュンヒ氏は「ありがとうございます。当然、感謝しますし、謝罪します」と言った。

この謝罪は、逆転の決勝ゴールを決めたベルギーのナセル・シャドリが投入された時、「理解できない」と言った自身の発言に対してのものだった。

偏向解説に対する論争が巻き起こると、ハン・ジュンヒ氏はある番組のインタビューで「腹が痛くても(=他人がうまくいっているのを良く思っていなかったとしても)、私が人格や品位の高い人間なら、それを隠さなければならなかったのに…。日本がいい試合をしていて、韓国が小さく見えたのもあって、瞬間的に私の本能が表に出てしまったようだ。少しは負けたチーム(日本)に申し訳ないという思いもある」と答えた。

日本は歴史的に見て、韓国に消すことのできない苦痛を与えた国だ。だから韓国はほかのどの国よりも日本に勝ちたいという気持ちが強い。元サッカー韓国代表だった人物は「韓日戦に出場する時は『スタジアムでオレは今日、死ぬつもりでやらなければならない』と思った」と語る。

我々が悪く言っても、日本は弱くならない。一瞬は胸がスッキリするかもしれないが、だからといって韓国が強くなるわけでもない。「克日(日本に克つ=勝つ)」は騒々しいスローガンではなく、結局は実力で決まるものだ。韓国は今回のW杯でグループリーグ脱落となり、日本はアジアの国で唯一、決勝トーナメントに進出した。

日本のベスト8進出失敗で気を晴らす前に、なぜ韓国はグループリーグの壁を越えられなかったのかをまず考えなければならない。


2018/07/04 09:23
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